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序 論 2010 年にチーム医療推進を目的とした厚生労働省 医政局長通知 (医政発 0430 第 1 号) 1) にて，喀痰など の吸引手技が生命維持管理装置の操作に含まれるとさ れ，臨床工学技士に認められた。また，実際に吸引手 技を行うには施設内での研修が必要であると言及して いる。このことを受け，当院においても 2011 年 1 月よ り研修を行っており，臨床工学技士の研修修了者は現 在までに 26 名中 16 名となった。しかしその後，院内 での気管吸引実施状況に関する調査は行っていない。 相嶋の報告によると，臨床工学技士が気管吸引を実施 している施設は 34.3％と少なく，実施施設においても 呼吸療法業務に従事している者の存在が大きく影響す るとされる 2) 。そこで，当院における臨床工学技士の 院内気管吸引実施状況を調査し，吸引手技許可の必要 性や研修の意義について考察した。 当院吸引研修 当院での吸引研修は part 1 から part 3 まであり， part 1 では大学システムを利用した e ラーニングにて 基礎的な知識について学び，part 2 ではシミュレータ を使用した技術学習を行う。そして，part 3 にて ICU 看護師指導のもと臨床実習を行っている。計 15 回の 実技を行い，チェックリスト評価をクリアすると院長 より修了証が授与される。 調査方法 2011 年 1 月-2015 年 1 月に研修を行った臨床工学 技士 26 名を対象とし，記述形式のアンケートを実施し た。質問事項としては，研修修了後の吸引回数，技術 を習得してどうだったか， 研修修了後困っていること， 今後企画してほしいこととした。 結 果 研修修了者 16 名，未修了者が 10 名であった。研修 修了者 16 名のうち，勤続年数は，5 年未満 7 名 (43％) ， 5-9年3名 (19％) ， 10-19年3名 (19％) ， 20年 以 上3名 (19％) 。勤務部署の内訳は， 集中治療部門 5 名 (31％) ， 手術部門 5 名 (31％) ，血液浄化部門 3 名 (19％) ，中央 機器管理部門 3 名 (19％) 。吸引実施部位別に調べた吸 引回数 (Fig. 1) は，口腔内吸引が 0 回は 10 名 (63％) ， 1 -4 回は 5 名 (31％) ，5 -9 回は 1 名 (6％) ，10 回以上 は 0 名 (0％) 。 気管挿管部の吸引が，0 回は 7 名 (44％) ， 1 -4 回は 7 名 (44％) ，5 -9 回は 1 名 (6％) ，10 回以上 は 1 名 (6％) 。気切部吸引が 0 回は 11 名 (69％) ，1 -4 回は 4 名 (25％) ，5 -9 回は 0 名 (0％) ，10 回以上は 1 名 臨床工学技士による気管吸引に関する単一大学病院のアン ケート調査

ABG test (pH, PaCO2, P/F ratio) showed no difference between the two groups. Duration of NPPV was similar between the two groups but length of ICU stay was longer (P<0.01) and ICU mortality was higher (P<0.01) in the failure group when compared with the success group. Conclusions: Our results suggest that the results of the first ABG test following NPPV initiation may not be accurate predictors of NPPV failure.

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