10) は、移動行動時の地域風土との接 触や利用店舗への愛着、消費行動が地域愛着に与える影響 を明らかにしている。さらに、角田ら 11) は地域愛着と生活 満足度との関連性を指摘している。 このように地域愛着はシビックプライドの構成要素の一 つであることから、シビックプライドは、生活満足度を始 めとした都市や生活に関わる様々な要素に影響されると考 えられる。それでは、地方自治体が取り組む政策は市民の シビックプライドにどのような影響を与えるのか。 政策は、 都市環境や市民の生活全般に多面的影響を与えるものであ るため、政策の内容やそれに対する市民の満足度はシビッ クプライドと関連があると仮説を立てることができる。 シビックプライドを醸成するための方策について、井形 ら 1) は、小学校の地域学習を通した児童のシビックプライ ド形成過程を解明している。また、羽鳥ら 12) は、シビック プライドを醸成する施策として住民参加型・回覧型「思い 出マップ」を提案し、その提案手法がシビックプライド醸 成に一定の効果を持ち得ることを明らかにしている。これ らは個別具体的かつ有用なシビックプライドの形成手法を 示唆するものであるが、地方自治体の総合計画に記される 多様な政策がシビックプライドに与える複合的な影響を分 析した研究は見られない。そこで、どのような政策への評 価が高いとシビックプライドが醸成されているかを、総合 計画に記されている様々な政策を横断的に検証することで、 今後、市民のシビックプライド醸成を推進しようとする地 方自治体が、どのような政策に重点的に、あるいはバラン スを考慮しながら取り組むかを検討する上での有用な知見 が得られると考えられる。 以上より本研究では、地方自治体の総合計画に記されて いる各政策への市民満足度が、シビックプライドに与える 影響を実証的に検証することで、どのような政策がシビッ クプライド醸成に有効かを明らかにすることを目的とする。 2.調査概要 2-1.調査対象 本研究では、富山県小矢部市を調査対象とした。小矢部 市は人口 29,459 人 13) の市で、 県内 15 市町村のうち 10 番目 である。首都圏や近隣市への人口流出が課題である 14) 。富 山県西端に位置し、 高岡市や石川県金沢市と隣接している。 小矢部川が南から北北東へ向かって市内を流れ、市の東南 部は砺波平野の一角を占める水稲単作の穀倉地帯で、散居

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We aimed to clarify the transition and relation of the water management system which is considered to be the priority development in the process of establishment of the village have the strongest relation with the land use. The transition can be divided into 3 phases, and it turns out that there are two conditions that as a factor of diversion of a field, (1) access from a private house is bad, (2) not cooperate with owned field. Furthermore, it was found that it is important to look at this condition on a water management system basis in considering future village conservation.

In this paper, it is described about town planning education through night landscape formation with light up as project-based learning by fusion of intellectual information engineering and urban design. Concrete opinion on satisfaction of town development education showed that it was experience and its process from planning to implementation. In addition, it was clarified that the significance of this PBL was not only to create beautiful night landscape but also to create opportunities for interaction with visitors and collaborators, awareness of thinking and touching about town planning.