Alkynes are carboxylated in a highly regio- and chemoselective manner in the presence of Ni(cod)2, DBU, and CO2 to give the carboxylated products in good yields. The reaction was carried out under very mild conditions (CO2 1 atm, 0 °C) in the presence of a stoichiometric amount of alkynes, conjugated enynes, or diynes. The high selectivity observed in the reaction would be explained in terms of the stability and the reactivity of the intermediates.

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ABSTRACT

の間の増加量は 100 ppm であることが言われており，たとえば 2005 年時点で CO 2 濃度は約 380 ppm に達している 1) 。この原因 は主に，化石燃料の消費に伴う人為的な CO 2 排出にあるとされ ており 1) ，CO 2 排出量の低減に向けた積極的な努力が求められ ている。 近年，これら喫緊の課題に対し，世界各国では 1992 年の国連 気候変動枠組み条約 (UNFCCC) の発足以来，積極的な CO 2 削減 対策に取り組んできてはいるものの，依然として化石燃料が主要 なエネルギー源であり続けると見られ，CO 2 削減に対し困難を 究めている状況である。そのような中，CO 2 capture and geological storage (CCGS) 技術は，現在の化石エネルギー主体の供給システ ムに対し，大量の CO 2 削減が実現可能な技術として，全世界で 注目されている 2) 。 この技術は，大規模排出源 ( 火力発電所や製鉄所など ) からの 廃ガスに対して CO 2 を分離・回収する技術と，回収後の CO 2 を 主に地下 800 m 以深の，不透水層でシールされた帯水層や貯留層 に注入・隔離する CO 2 地中貯留技術とをくみあわせたものであ る。現在までに CO 2 地中貯留の対象とされてきた地層は，主に 枯渇油・ガス田，未採掘炭田，ならびに帯水層である。 世界全体の深部帯水層における CO 2 の貯留可能量は，最大で 10,000 Gt-CO 2 にのぼると試算 3) されており，この値は石油増進 1 2 3 4 5