2020
DOI: 10.2208/kaigan.76.2_i_391
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Effects of Density of Inundation Water on Tsunami Run-Up

Abstract: 2 正会員 中央大学教授 理工学部都市環境学科(〒112-8551 東京都文京区春日1-13-27) 歴史津波や想定津波の規模評価の高度化を目指して,津波遡上に的を絞り,氾濫流の先端位置a,氾濫 流先端部における氾濫流速U(=da/dt)や加速度d 2 a/dt 2 に関して,氾濫水密度ρと摩擦損失係数Kを連動させ ない場合は級数解,氾濫水密度と摩擦損失係数を連動させる場合は解析解を導出し,最大遡上距離a m や遡 上高R m ,遡上過程への氾濫水密度の影響を理論的に検討している.摩擦損失係数を一定にした土砂を含む 津波の遡上解析(数値シミュレーションを含む)では,最大遡上距離や遡上高を精度よく評価できても, 遡上継続時間(a>0の時間)を精度よく評価できない可能性があり(逆も真),氾濫水密度と摩擦損失係数 を連動させることが重要であることを実証するとともに連動式を提示している.既存実験値との比較・検 討を通して本研究で導出した氾濫流の先端位置aに関する級数解と解析解の有用性の確認も行っている.

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