2013
DOI: 10.5796/electrochemistry.81.702
|View full text |Cite
|
Sign up to set email alerts
|

Untitled

Abstract: 水畑 穣, Alexis Bienvenu BÉLÉKÉ, 牧 秀志 1. はじめに 多くの電気化学反応は固液界面における電荷移動と物 質移動に伴って進行することから,その材料の高機能化 は材料の選択・最適化に加えて,界面の形状制御や様々 な表面修飾,あるいは電極材料の構造制御により進めら れている.また,溶液反応により合成される遷移金属酸 化物は,溶液内で特徴ある構造を有する金属錯体が反応 前駆体であり,合成される材料の結晶性や構造はその電 子軌道に基づく固有の反応や構造からもたらされる.こ れらの材料の形状制御がより緻密かつ微細に行われるこ とによって,電池材料における高出力化や高応答性セン サに対する材料として期待が寄せられている. 反応系として溶液を用いる場合,ゾルゲル法に代表さ れる加水分解反応や脱水縮合反応,あるいは,溶液中に おける溶解度積の差異を利用した共沈法等,均一反応系 を媒体とする酸化物合成が行われている 13 .さらに速度 論的や反応物の相溶性の観点により水熱合成やソルボ サーマル法により反応を進行させ,さまざまなセラミッ クス材料が合成されている 4 .また,金属フッ化物錯体を 用いた加水… Show more

Help me understand this report

Search citation statements

Order By: Relevance

Paper Sections

Select...

Citation Types

0
0
0

Year Published

2022
2022
2022
2022

Publication Types

Select...
1

Relationship

0
1

Authors

Journals

citations
Cited by 1 publication
references
References 31 publications
0
0
0
Order By: Relevance