2019
DOI: 10.2355/isijinternational.isijint-2019-067
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Influence of Selective Surface Oxidation of Si and Mn on Fe–Zn Alloying Reaction on Hot-rolled Steel Sheets

Abstract: The Fe-Zn alloying reaction and selective oxidation behavior of 0.7 mass% Si-1.15 mass% Mn added hot-rolled steel annealed at 600-800°C were investigated by comparison with those of cold-rolled steel. The Fe-Zn reactivity of the hot-rolled steel improved from 600°C to 700°C but deteriorated from 700°C to 800°C. Above 700°C, the amount of Fe-Si-Mn oxide on the steel surface increased with increasing temperature, and this oxide deteriorated Fe-Zn reactivity. Below 700°C, a thin layer of Fe oxide on the steel sur… Show more

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“…近年,自動車分野では,車体軽量化と衝突安全性向上を 目的に,構造部材等への高強度鋼板の適用が拡大してい る [1][2][3][4][5] 。また,車体の防錆品質向上を目的に,亜鉛系めっき 鋼板の適用も拡大しており,特に日本ではめっきの厚目 付化が容易,且つ防錆性と溶接性に優れる合金化溶融亜鉛 めっき鋼板が広く適用されている 3,[6][7][8] 。そのため,高強度 合金化溶融亜鉛めっき鋼板は自動車の品質向上を可能とす る材料として期待されている。 高強度鋼板には高強度化と高加工性を実現化するため に,Si や Mn をはじめ,様々な元素が添加されている 1,3,[6][7][8][9] 3,7,10) 。形成した Si や Mn の外部酸化物は,鋼板の 溶融亜鉛に対する濡れ性を低下させるため,亜鉛が被覆し ない不めっき欠陥を発生させる要因となることが知られて いる 3,6,7,[10][11][12][13] 。 また,めっき皮膜中の Zn と下地鋼板の Fe とを合金化 させる工程において,Si や Mn を含む外部酸化物が合金化 反応を阻害する問題が生じることが報告されている 14,15) 。 従って,Si や Mn を添加した鋼の外部酸化挙動を解明す ることは,高強度合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造性を 検討する上で重要である。そのため,再結晶焼鈍(以下, 単に焼鈍と示す。 )で起こる Si や Mn の外部酸化について は,その挙動や抑制方法について多くの検討がなされてき た 10,[16][17][18][19][20][21][22][23] 。例えば,Hashimoto らによると,Si-Mn 複合添加 鋼に対して焼鈍雰囲気の露点を高くすることで,Si や Mn の選択内部酸化(以下,単に内部酸化と示す。 )を促進で き,これにより外部酸化を抑制できることが報告されてい る 16) 。一方,Si を殆ど含まない Mn 添加鋼に対し,Okumura…”
Section: 諸言unclassified
“…近年,自動車分野では,車体軽量化と衝突安全性向上を 目的に,構造部材等への高強度鋼板の適用が拡大してい る [1][2][3][4][5] 。また,車体の防錆品質向上を目的に,亜鉛系めっき 鋼板の適用も拡大しており,特に日本ではめっきの厚目 付化が容易,且つ防錆性と溶接性に優れる合金化溶融亜鉛 めっき鋼板が広く適用されている 3,[6][7][8] 。そのため,高強度 合金化溶融亜鉛めっき鋼板は自動車の品質向上を可能とす る材料として期待されている。 高強度鋼板には高強度化と高加工性を実現化するため に,Si や Mn をはじめ,様々な元素が添加されている 1,3,[6][7][8][9] 3,7,10) 。形成した Si や Mn の外部酸化物は,鋼板の 溶融亜鉛に対する濡れ性を低下させるため,亜鉛が被覆し ない不めっき欠陥を発生させる要因となることが知られて いる 3,6,7,[10][11][12][13] 。 また,めっき皮膜中の Zn と下地鋼板の Fe とを合金化 させる工程において,Si や Mn を含む外部酸化物が合金化 反応を阻害する問題が生じることが報告されている 14,15) 。 従って,Si や Mn を添加した鋼の外部酸化挙動を解明す ることは,高強度合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造性を 検討する上で重要である。そのため,再結晶焼鈍(以下, 単に焼鈍と示す。 )で起こる Si や Mn の外部酸化について は,その挙動や抑制方法について多くの検討がなされてき た 10,[16][17][18][19][20][21][22][23] 。例えば,Hashimoto らによると,Si-Mn 複合添加 鋼に対して焼鈍雰囲気の露点を高くすることで,Si や Mn の選択内部酸化(以下,単に内部酸化と示す。 )を促進で き,これにより外部酸化を抑制できることが報告されてい る 16) 。一方,Si を殆ど含まない Mn 添加鋼に対し,Okumura…”
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