Model for Predicting Flushing Function of Sand Bar in Set-Back Type Floodway

Abstract

3 正会員 海岸研究室(有)(〒160-0011 東京都新宿区若葉1-22 ローヤル若葉301) 4 海岸研究室(有)(〒160-0011 東京都新宿区若葉1-22 ローヤル若葉301) 5 静岡県沼津土木事務所工事第1課(〒410-0055 静岡県沼津市高島本町1-3) セットバック型放水路では，吐口をバームの陸側として波による砂礫の堆積を低減させつつ安全に排水を 行う．このタイプの放水路周辺の地形変化予測に関して，等深線変化モデルを基礎とし，沖向き流れがあ る場合には平衡勾配が低減されると考えてモデルを構築した．流路からの沖向き流れの作用を計算に取り 込み，実験で得られた地形変化の再現を試みた結果，流量に応じて割り増し係数λ，沖向き流れの作用す る領域，およびフラッシュの影響限界水深hfを適切に設定すれば，実験により得られた地形変化をほぼ再 現可能なことが分かった．