2013
DOI: 10.4058/jsei.28.201
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Quantitative Evaluation of Physical Removal by Hand Hygiene Technics

Abstract: 2013 年 1 月 29 日 受付・2013 年 5 月 13 日 受理) 要 旨 手指衛生手技としてのスクラブ法では流水下で手を擦り合わせることによる物理的除去効果が期 待され,その評価には蛍光物質を用いた目視確認が汎用されているが,洗い残しの定量的な把握は 困難であった.そこで,本研究では一定量の蛍光物質を手指に塗布して手洗いを行い,手洗いによ り水中に移行した蛍光物質を定量し,質量除去率を算出する手法について検討した.その結果,洗 い残し面積を目視して算出した面積除去率よりも質量除去率の方が有意に低かったとともに,面積 除去率と質量除去率の乖離の程度が被験者により大きく異なっており,目視確認による主観的評価 の問題点が明らかとなった.よって,手指衛生手技における物理的除去効果を定量的に把握するこ とは評価の客観性向上に資するものと考えられ,各種介入効果や手指衛生手技の具体的手順の検討 等に際し,質量除去率という指標が有用である可能性が示唆された. Key words感染制御,手指衛生,定量的評価,スクラブ法 図 質量除去率測定フロー-202 - AbstractA physical removal eŠ… Show more

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