Three-dimensional seismic response of two-story wooden buildings with seismic devices using mechanical linkage

Evaluation of Vibration Characteristics of Two-Story Timber Structure With Damage-Dispersing and Damping Elements Based on Resonance Curve

“…，Alavi et al 8) ，Wada et al 9) による研究があり，文献 7, 9 では制振 ダンパを導入する方法も提案されている。また曽田ら 10,11) は，隣接 する 2 層に設置したオイルダンパのシリンダをチューブで連結する ことにより，オイルダンパの減衰性能に加え層間変形の一様化効果 を付加したリンク式オイルダンパと，さらに流体の慣性質量効果を 加えたリンク式流体慣性ダンパを提案している。中高層の木質構造 を対象とした例としては，プレストレスを導入した 2 枚の Cross Laminated Timber (CLT)や Laminated Veneer Lumber (LVL)を建物高さ 方向に壁勝ちで配置し，その間に制振ダンパを挿入したシステム 例え ば 12,13) が提案されている。また，低層の木造住宅を対象とした研究 としては，柱脚の浮上がりを許容することで損傷を制御するシステ ム 14) や， 著者らが提案している通し面材を用いる方法 15,16) およびリ ンク式制振措置を用いる方法 17) 3. 定常応答 Minimize…”