2022
DOI: 10.4295/audiology.65.441
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人工内耳装用児における話者の声の高さおよび声質の弁別閾値の比較

Abstract: 01 ; フォルマント周波数 z=3. 30、p<0. 01 ; F0+フォルマント周波数 z=2. 08、p<0. 05) 。対 象児群間での検査音条件差については、CI 装用児のみに有意差を認め(聴児 χ 2 (2) =0. 14、n.s. ; CI 装 用児 χ 2 (2) =15. 18、p<0. 01) 、多重比較を実施した結果、フォルマント周波数条件−F0+フォルマン ト周波数条件間に有意差を認めた。 (χ 2 (2) =14. 91、p<0. 01) 。 【考察】 CI 装用児は、全検査音条件において聴児に比し有意に弁別閾値が高かった。しかしながら先行研究 (Gaudrain ら、2015 ; Zaltz ら、2018)による成人例の F0 弁別閾値 2. 4-9. 2st、フォルマント周波数弁別 閾値 2. 3-7. 2st と比較すると、小児例は弁別閾値が大幅に低かった。また、4 歳以下に CI 埋め込み術を 実施した場合に弁別閾値は良好との報告があり(Zaltz ら、 2018) 、本研究の CI 装用児も装用年齢が早く、 弁別閾値が低い要因のひとつであると考えられた。また CI 装用児にとって… Show more

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